”ああ野麦峠”・NHKドラマ”さくら”の舞台

飛騨古川

 

スケッチした場所の地図

画:増田史朗

 
“奇祭”起し太鼓 の里起し太鼓 の里
 
n n n 所在地 : 岐阜県飛騨市古川町
     
交 通 : JR高山線、名古屋駅より2時間46分、飛騨古川駅下車。
          車 :東海北陸自動車道飛騨清見インターより卯の花街道を25分


飛騨高山から3つ目の駅が飛騨古川です。JRの各駅停車に乗り僅か16分で静かな城下町に着きます。
江戸時代に天領であった飛騨古川は、出格子の商家や白壁の土蔵が続き、鯉の泳ぐ清らかな瀬戸川のせせらぎが聞こえる伝統ある城下町です

弐之町などの、本光寺参道へと続く通り沿いには、造り酒屋をはじめとした商家の古い町並みが続きます。『出格子』や『雲』など、飛騨の匠(大工)の技術が生かされた飛騨の伝統的な家屋が軒を連ねる落ち着いた佇まいです。三嶋和蝋燭(わろうそく)店は、明和年間(1764〜72)創業の240年以上続く全国でも数少ない『手作り和ろうそく』の老舗です。和ろうそくは、観光客のお土産にも大人気です。店内の作業場では、ご主人の説明を聞きながら和ろうそく作りの実演を見学することもできます。
店内には現店主が先代とともにつくった日本一大きな和ろうそくも展示してあり。NHK連続テレビ小説「さくら」の舞台となった和ろうそく店で店先はドラマのシーンを思い出しながら買い物をする観光客で賑わっています。

4月19日夜半、熱狂的ともいえる嵐が飛騨古川の町を吹きぬけます。これが、天下に奇祭とうたわれた『起し太鼓』です。裸祭りとけんか祭りを合わせたような祭で、この日ばかりはさしもの静かな山国の町も、裸男達の激しい肉弾戦に揺れ動きます。 飛騨古川まつり会館では、祭屋台3台と神輿を展示してあります。からくり人形の実演と体験もできます。料亭旅館「八ツ三館」は、明治38年に再建された飛騨の商家造りで、映画”ああ野麦峠”は、この旅館の玄関ロビーでロケが行われました。江戸の香りを漂わせるつくりで、現在は、文化庁の登録有形文化財に登録され別の入り口で営業しています。映画は、付近の貧しい農家の娘がここに集結し、雪道を徒歩で野麦峠を越え、諏訪湖周辺の紡績工場へ働きに行く「女工哀史」の物語です。旅館内では、毎晩この映画が上映されます。
 
 

宮川町には、日本一多くの種蔵が現存します。
種蔵は昔、家財道具を火災から守る為、住宅と離れて保管した、造りは頑丈に出来ています。
もちろん貴重な農作物 の種の保管もしていたようです。
現存する種蔵はこの地区だけで200棟あります。

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