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ドラマええにょぼの舞台
浦島伝説の町 舟屋の里 伊根町

スケッチした場所の地図

画:木村幸子

         所在地 :京都府与謝郡伊根町、
          交 通 : JR福知山駅又は西舞鶴駅で北近畿タンゴ鉄道に乗換、天橋立駅からバス1時間、
            車 :舞鶴若狭自動車道→京都縦貫自動車道→宮津市→R176→R178→伊根町

伊根は日本海側の漁村で海に浮かぶようにびっしりと並んだ舟屋のある集落として有名であす。日本海の荒海とはまるで相反して、丹後半島の幾重にも入り組んだ海岸線が続く入江の中にある伊根町の海はいつも静かです。
 集落は、海沿いの一本の道の両側に海上に少し持ち出した舟屋と道の向かいの主屋が一対となりくねくねと数百戸びっしりと続いている。田畑は半島の中腹に段々状に張り付き千枚田として日本海の夕陽と相まって美しい光景を演出しています。

この集落は漁村ですのでそれぞれに漁船を所有しています。その舟はそれぞれ海に面して解放された舟屋の一階に収納します。床は海に向かって傾斜した石敷で満潮時には海水が半分近くまで入って来て舟の引き上げを容易になります。舟屋の大きさは、間口4メートル、奥行き10メートル程度、2階建てで屋根は海に面して切妻の質素な造りですが、連続して独特のリズム感があるのが特長です。
一階は海岸線の一部分海の中に建てられていますので、おもての通りから見ると1階が家の中を素通しで海が見通せます。主屋は、各戸の舟屋の道を挟んだ向かいの家で切り妻二階建て四間取りの家が一般的です。舟屋の二階は、昔は漁網干場で天井もないのが普通でしたが、今は居室を造り子供室や釣り人や観光客のための民宿として活用している例が多いようです。
民宿を舞台としたドラマ「ええにょぼ」は、この町の女性は、良い女房になるとのことから、よいにょうぼうが、「ええにょぼ」となったそうです。

★舟屋のある伊根湾から丹後半島を北へ経ヶ岬との中間部附近に宇良神社(うらじんじゃ=通称、浦嶋神社)があります。そこには、浦島太郎伝説が息づいており、物語の世界に立ち入ることができます。概略は、浦嶋子(うらのしまこ)が蓬莱に出かけ、帰ってきた後に宇良神社が建立されるまでの出来事が、「浦嶋明神縁起」絵巻に描かれています。この神社に保存されている縁起絵巻物は国の重要文化財に指定されています。また、室町時代の作と言われている浦島太郎玉手箱も美術工芸品としては最高級の亀甲文櫛で神社の宝物でとして保存されています。浦島太郎の伝説は日本最古の物語といわれ、丹後に残る「浦嶋口伝記」には“太郎が釣った5色の美しい亀が、乙姫に姿を変え竜宮城に連れて行った。”となっています。
この町は、丹後半島の夕日に浸りながら浦島太郎に思いを馳せるひと時をくれるロマンチックな町です。