関西のスケッチ愛好家は、必ず絵描くといわれる中之島公会堂です。中之島公園の中にあり、周囲の場所は広くグループでスケッチ会にも適しています。
中之島公会堂は、明治44年、株式仲買人である岩本栄之助が公会堂建設費として、父の遺産と私財をあわせた100万円を公共施設建設に寄付することを決め、中之島に公会堂を建設することにした。 設計はコンペにより岡田信一郎案が1位となり原案に基づいて、辰野金吾・片岡安が実施設計を行いました。大正7年に完成。岩本栄之助は第一次大戦による相場の変動で大きな損失を出し、公会堂の完成を見ないまま大正5年に自殺しました。 |