法起寺(ほうきじ)は、法隆寺と同じく斑鳩(いかるが)町にあります。
606年に聖徳太子が法華経を講義・解説されたという岡本宮の跡地とされ、それを寺に改めたもので太子が建立した七ヶ寺の一つに数えられています。
このお寺は飛鳥時代706年頃に建立された現存する日本最古の三重塔があり国宝に指定されています。塔と金堂の位置は法隆寺とは逆で、法起寺式伽藍配置と呼ばれています。このお寺も繁栄と衰退を繰り返す運命をたどり、この三重塔も再三にわたる修理がなされ、ほぼ建立当初の様相をとどめています。高さ24m、飛鳥様式の塔はバランスがよく美しいです。最近は境内にもコスモスが植えられ秋の雰囲気を演出しています
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