興福寺〜二月堂
〜法起寺


興福寺五重の塔のスケッチ
スケッチした場所

 画:向井梅逸

二月堂〜 興福寺〜法起寺の地図

          所在地 奈良県奈良市雑司町 ほか
               nnnn 交 通  近鉄奈良駅なより徒歩で15分

 
秋の興福寺五重の塔 画:向井梅逸
古都奈良を象徴する五重の塔は仏教の祖釈迦の舎利(しゃり)(遺骨)をおさめる墓標です。
  天平2年(730)に建てられ、各層に水晶の小塔と垢浄光陀羅尼経(くじょうこうだらにきょう)を安置していたと伝えられます。その後5回の被災・再建をへて、応永33年(1426)頃に再建されました。高さ50.1m、初層は方三間で8.7m、本瓦(ほんがわら)葺きの塔です。軒の出が深く、奈良時代の特徴を随所に残していますが、中世的で豪快な手法も大胆に取り入れた、大変に力強い塔です。スケッチポイントとしては、興福寺の境内を出て塔の南にある猿沢の池の対岸から塔が池に写り込む光景がよろしいかと思います。


二月堂のスケッチ 
鹿の戯れる奈良公園の中にある東大寺の二月堂は、旧暦2月に「お水取り」が行われることで有名です。二月堂は平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)の2回の戦火には焼け残ったが、寛文7年(1667年)、お水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物です。本尊は国宝の大観音(おおかんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像です。
画:増田 史男
スケッチした場所

法起寺 画:岡修作

法起寺(ほうきじ)は、法隆寺と同じく斑鳩(いかるが)町にあります。 606年に聖徳太子が法華経を講義・解説されたという岡本宮の跡地とされ、それを寺に改めたもので太子が建立した七ヶ寺の一つに数えられています。
このお寺は飛鳥時代706年頃に建立された現存する日本最古の三重塔があり国宝に指定されています。塔と金堂の位置は法隆寺とは逆で、法起寺式伽藍配置と呼ばれています。このお寺も繁栄と衰退を繰り返す運命をたどり、この三重塔も再三にわたる修理がなされ、ほぼ建立当初の様相をとどめています。高さ24m、飛鳥様式の塔はバランスがよく美しいです。最近は境内にもコスモスが植えられ秋の雰囲気を演出しています

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